夏・・・差し込む太陽と、心地よいエンジンサウンドから生まれる熱に、心と体をヤられてしまうライダー諸君。
冬はどうだろう。
凍て付く寒風に芯まで冷やされ、夏の強敵エンジン熱の温もりは心を温める。これは訓練か?はたまた修行なのかか・・・。いやいや、ライダーの宿命。言い換えましょう、日本の「四季」を感じているんです。
寒い季節には防寒対策が必要。防風、発熱など、高機能素材が効果的ですが、せっかくのハーレーライフです。もっと「らしく」いきたいライダーは、ライダースジャケットをはじめとしたレザーウエアがベストマッチですね。
そんな、ハーレーの冬のパートナー「レザーアイテム」は、当然のことながらメンテナンスが必須です。今回は、大切なレザーウエアをメンテナンスする人気のケアアイテム「ラナパー」をご紹介します。
この記事でわかること
1 ドイツの田舎町が生んだ偉大なヒット作「ラナパー」とは
ドイツ南部に旧くから伝わる伝統衣装、レーダーホーゼン。父から子、そして孫の代まで伝えられたその衣装は牛革で仕立てられています。

日本と同じく四季のあるこの地域。革製品のメンテナンスは欠かせないものでした。そこで生まれた「ラナパー」は、今でも一つ一つ大切に、変わらぬレシピで作られています。使用される原材料は、化粧品としても使用できる水準の高品位天然素材を使用していますので、同じく天然素材の革製品にはベストマッチです。
人気のケア商品「ラナパー」のご紹介やケア方法をご紹介します。愛着のあるレザーギアに、心を込めてメンテナンスをしましょう!
2 ラナパーの使用方法
2−1 用意するもの
最高の仕上がりを実現するために、準備をします。
・ラナパー
・専用スポンジもしくは柔らかい布
布は、柔らかく毛抜けの少ないものをお勧めします
・ブラシ
洋服用ブラシなど。馬毛ブラシ推奨
2−2 使用に適した素材、適さない素材
ラナパーは、蜜蝋やホホバオイルなどの天然素材を使用した製品のため、多くの本革製品はもちろん、合成皮革、金属、木材(家具など)にも使用することができます。
一方、「ヌバック」「スエード」「アルカンタラ」などの起毛革製品や、木材の中でも「桐」などの素材は適していませんので、使用の際は十分お気をつけください。
2−3 ブラシで汚れを払い落とす
ホコリや汚れは革素材の天敵です。広い面を上から下に撫でるようにブラッシングします。
縫い目やエッジ部分も丁寧に撫でてあげましょう。
馬毛ブラシの特徴は、毛先が細く柔らかいため、革のシボ(溝)部分の隙間に入ったホコリや汚れも効果的に落とすことができます。
なお、革に浸み込んだ汚れや、手垢・襟あかやシミなどは、事前にクリーナーを使用される事をお勧めします。
2−4 ラナパーを塗り込みます
専用のスポンジ(または柔らかい布)に、少量のラナパーを取り、優しく塗り伸ばします。
2−5 美しく仕上げるコツ
できるだけ優しく
優しく広く伸ばします
ベタつかない程度に
適度な乾燥が必要ですが、ベタつく状態ですと「塗り過ぎ」になります。
時間をかけて行う
ゆっくり、時間をかけながら磨きましょう。磨きムラが出ないように慎重に行います。
3 ラナパーの効果
丁寧に心を込めてメンテナンスを行うことにより、貴方のギアは美しく蘇ります。そして生まれ変わります。
さらに、施工することで以下のような効果も生まれます。
汚れ落とし効果
キズ、汚れからの保護効果
艶出し効果
防カビ効果
まとめ
心を込めてメンテナンスされた貴方のギア。生まれ変わったように深く艶めくウエアに袖を通し、厳しい冬の寒さを肌で感じるライディングもバイカーの醍醐味ですね。
寝ても覚めてもバイクのことがアタマから離れないバイカーに贈る、お勧めアイテムのご紹介でした。
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