バイク界の革命家ウィリー・G・ダビッドソン、特別功労賞を受賞する

ハーレーダビッドソン創設者、ウィリアム・H・ダビッドソンの孫、ウィリー・G。彼は伝統と技術、ハーレーのアイデンティティ全てを引き継ぎ、半世紀に渡りハーレーを生み出し続けてきました。このハーレーの全てを知る男の名が、バイク界の名誉としてその名が刻み込まれました。

 

(画像:100YEARS OF HARLEY DAVIDSON by Willie.B)

(記事・画像元:Clutch & Chrome

1. バイク界の革命児ウィリー・G・ダビッドソン、ついに殿堂入り

ウィリアム・G・ダビッドソン。世界中のバイカーが彼のことをモーターサイクルの長と考えています。彼のライディングに対する芸術的構想と情熱は、50年以上にわたってハーレーダビッドソンのアイデンティティーを形成してきただけでなく、世界規模でバイク界を変革してきました。

何百万人ものオートバイ愛好家から親しみを込めて「ウィリー・G」と呼ばれています。このハーレーダビッドソンの最高名誉スタイリング責任者兼ブランドアンバサダーが、2017年8月9日、スタージス・モーターサイクル・ミュージアム&ホール・オブ・フェイムのインダクションセレモニーで、特別功労賞を受賞することが決定しました。

「ウィリー・Gはハーレーダビッドソンのブランドアンバサダーというだけでなく、世界的なバイクカルチャーのアンバサダーです」と、スタージス・モーターサイクル・ミュージアム&ホール・オブ・フェイム事務局長、ミリック・ロビンスは述べました。

「ミュージアムの目的は、『ライダーを称賛する』ことです。ウィリー・Gはバイク乗りの体現者なのです」既にスタージス・モーターサイクル・ミュージアム&ホール・オブ・フェイムの2001年までのメンバーであるウィリー・Gは、2010年に愛妻ナンシーによって、加入されました。

2. ハーレーを作り続けた、ウィリー・G・ダビッドソン

元ハーレーダビッドソン社長ウィリアム・H・ダビッドソンの息子であり、創業者の一人であるウィリアム・A・ダビッドソンの孫でもある彼は、50年以上にわたって、ハーレーダビッドソンのブランディングに欠かせない象徴的なルックス、サウンド、乗り心地の創造に携わってきました。

1970年代からデザインを手がけハーレーダビッドソン・オートバイを売り続け、その間同社は技術的および工業的進歩を遂げています。XLCRカフェレーサーからVロッドを経てストリートグライドまで、彼は全キャリアを通し、ハーレーダビッドソンらしいバイクの全てを開発してきたのです。

「スタージスラリー創設者パールとパピー・ヒュール夫妻のように、ウィリー・Gとナンシーは、長きに渡りポジティブなインパクトをオートバイコミュニティーに与えてきました。ウィリー・Gは、まるでバイクとして生まれ、その血管にはガソリンが流れていると言っても良いかもしれませんね。」

ウィスコンシン州生まれのウィリー・Gは、ロサンゼルスのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインに移るまでの3年間、地元のウィスコンシン大学に通いました。

1963年、オートバイデザイン部門の設立のため、ハーレーダビッドソンに招かれます。1981年には、AMF社からハーレーダビッドソンを購入するため7500万ドル以上を集めた13人の幹部の一人になりました。

【訳注:「アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン(Art Center College of Design)」は、非営利の私立美術大学で、映画界や広告業界、工業デザイン界などに優秀な人材を多数輩出している】

特別功労賞受賞者ウィリー・G以外にも、スタージス・モーターサイクル・ミュージアム&ホール・オブ・フェイムは、2017年度のクラスには、全時代にわたってモーターサイクリングに影響を与えた人物や真のリーダーたちを加えています。

3. スタージス・モーターサイクル・ミュージアム&ホール・オブ・フェイムとは?

モーターサイクルの歴史を保存するために創設された非営利組織で、サウスダコタ州スタージス市で開催されるスタージスモーターサイクルラリーの遺産も称えています。

公式に一般公開されたのは2001年6月。同博物館は当初、博物館の役員会やジャックピンジプシーズ・モーターサイクルクラブ、地元の学生他スタージス地域のボランティアたちを含む地域団体の支援によって改修された、古い教会に設置されていました。

ビンテージバイクやレアなオートバイが、全国と地方のコレクターによって、博物館開館のために貸し出されました。初年度の事業成功により、スタージス市は、メインストリート・アンド・ジャンクションアベニューにある歴史的建造物を、博物館に提供することを決めました。60年以上にわたり使用された地域の郵便局です。

モーターサイクル・ミュージアムは幅広い教育的展示品を有し、1905年からのユニークで歴史的なオートバイを100台近く陳列しています。このミュージアムのホール・オブ・フェイム(殿堂)は、オートバイコミュニティーに対し長期にわたる貢献をした個人または団体を評価しています。ホール・オブ・フェイムは、このモーターサイクルとそのライフスタイルに貢献した個人を表彰するのです。

引用:英語版Wikipedia

 

まとめ

ハーレーはいわばアメリカの老舗カンパニーです。三代目のウィリー・Gがハーレーダビッドソンのバイクを現代まで生み続けました。脈々と引き継がれるバイクのDNAがあるからこそ、ここまで一貫したアイデンティティーを保てたと言えるでしょう。AMF社の介入があり、一時的にブランドの方向性を失いかけたものの、血筋により再建を果たしたハーレーダビッドソン。ハーレーとは何か、バイクに乗るとはどういうことか、この先バイクがあり続ける限り永遠に語り継がれていくことでしょう。


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ハーレーに乗ることは、先人のバイカーたちと繋がることでもある。

– ハーレー仙人 –

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