ハーレー乗りのピースサイン、本国アメリカでは!?

ピースサイン、出していますか?ほんの僅かなすれ違いざまに、絆を感じるピースサイン。アメリカではどんな風になっているのでしょうか?一アメリカ人ライダーが感じた、アメリカにおけるピースサイン事情をお届けします。

 


When NOT to do the Motorcycle Wave

(記事・画像元:Bike Bandit.com

 

「ピースサイン」はライダーとして最もクールなことの1つです。 見知らぬライダー同士とでもちょっとした連体感を感じられるライダー特有のコミュニケーションです。しかし、実際に挨拶してはならない場合もあるのではないかと、考えてみました。

私はこの記事を執筆するにあたり、ある考えさせられる事件に遭遇したのです。最近はちょっと忙しくて、長時間バイクに乗る時間がなく少しでもいいから乗りたとうずうずしていました。

そこで、ランチタイムに出かけることにしたのです。 街の通りや交差点を通るだけのかなり短い時間のライディングです。

私が大きな通りを下って行くとき、反対側の方向からクルーザーのライダーが、近づいてきてきました。

彼が私に近づくにつれ、彼は私に大きく挨拶してくれましたが…彼の前でいいなる減速する車に突っ込みそうになったのです。慌ててクラッチに手を戻し、ブレーキを踏んでギリギリ間に合いました。

彼はただ私に挨拶しようとして、自分のバイクだけではなく、前の車も破壊するところでした。

彼のライディングのぎこちなさ、あまりに熱心な挨拶、そして彼はスポーツバイクに手を振ってくれる非常に稀なクルーザー乗りの一人だったという事実。見たことのない新しいライダーが登場したものだと感心していました。

このように新しいライダーを見るのが好きです。 新しいスポーツに参加し、あなたが感じ始めるコミュニティの感覚を楽しむ人…私がバイクを乗り始めたときの興奮を思い出させてくれるからです。

しかし同時に、私は彼に言いたかった。「頼むから、会うライダー全てに挨拶するために自分のバイクを破壊しないでいいからな。」

それでこのことで私は考えさせられたのです。ピースサインを送らなくてもいい時があるのではないか、と。

あなたがライダーなら、”ピースサイン” を見たことがあると思います。 しかし、それはバイクに乗っている誰もがするものなのか、それとも「あなたの親切心」であり、普遍的な挨拶で、そのライフスタイルを楽しんでいる他の人々への尊敬の印なのでしょうか。

とは言え、しないこともあるのではないかと思います。いくつか考えてみました。

 

テーマ:”ピースサイン”をしてはいけないのはいつ?

①ハンドルを握りる必要があるときはいつでも

あなたが真剣に乗っているときやコーナーを曲がっているとき

③バイクミーティングなど巨大のイベント時

④通勤中

⑤交差点で

⑥トライクやCan-Amに向かって

写真:どれも完璧な挨拶。しかし、いつもこうシンプルキマるとは限らない。

 

①ハンドルを握る必要があるときはいつでも

言うまでもないのですが、私が見たあの光景によって、もしあなたが主にクラッチなどの操縦操作している最中だったり、使用しなくてはいけないかもしれない状況のときは、挨拶しないということを明確にする必要があると私は考えるのです。

あなたがコーナーに向かってダウンシフトしているときや、低速操縦でクラッチを握っているとき、また、クラッチレバーに手をかけておく必要がある可能性がある場合は、挨拶してはいけません。

我々はすべてライダーであり、我々はみんなクラッチを使用する。 あなたが運転に集中する必要があるので、あなたが挨拶しなくても誰も怒りません。お互いライダーですからそのくらいはわかります。たとえ彼らが怒ったとしても、それは問題ではありません。

たまたますれ違ったライダーの気持ちを傷つけることがあったとして、あなたが目の前で派手に転倒し、大破するバイクを目にするよりはずっといいです。

写真:どうかこんなことにならないようにしてほしい。

 

②あなたが真剣に乗っているときやコーナーを曲がっているとき

お気に入りの道で程よい風が吹き、アスファルトの上を軽快に駆け抜け、あらゆるコーナーで運命の一つひとつを誘惑しながら走っている問いは、わざわざ挨拶をしようと悩まないでください。

あながた真剣に乗っているなら、どんな種類のバイクに乗っていても、あなたが「ゾーン」に入っているときに、挨拶する理由はありません。

他の誰かがあなたに挨拶しても、好意を返すためだけに集中することを中断しないでください。 彼らはむしろあなたがコーナーを成功させて欲しいと思っています。私を信じてください。

 テクニカルな道路やコーナーを走っている間に、とにかくもう一方のライダーは本当にあなたに挨拶をするべきではありません。

写真:とても真剣なコーナーにさしかかっています。膝スリではなく、”指スリ”です。

 

③バイクミーティングなど巨大イベントの時

バイカーのピースサインは連帯の象徴であり、ライダー間の尊敬の譜(うた)とも言えます。その他にライダーたちが連体感を感じられるポイントは、バイクのラリーやミーティングなどのイベントに行くことです。でも他の何百人ものライダーに手を振るということはちょっと難しいのです。

大きなラリーやミーティングに参加する時には、わざわざピースサインをしなくてもいいでしょう。その前に時速2キロでクラッチを握って、オーバーヒートすることなく駐車場を見つけることが優先ですから。

もしできるとしたら、後ろに乗せているタンデムシートの女の子にピースサインは任せましょう。

写真:ピースサインのやりすぎて、もはや手が上がらない…

 

通勤中

いつ誰にピースサインをするか自分で基準を持っているものです。例えば、晴れた週末の朝、すばらしく見通しの良い道でツーリングしている時、ほとんどのライダーは手を振るでしょう。

 他のライダーがあなたと同じくらい楽しんでいると想像します。そして、手を振って挨拶する。楽しさを共有できるライダー特有のやり取りです。 「おっす、最高だぜ!」と言い合うように。

しかし平日の朝、渋滞を避けるためにバイクに乗って、飛び出してくる不注意なドライバーと戦っている通勤者は、ピースどころではありません。彼はまさに戦争中だからです。

通勤や通勤中に手を振らなくても大丈夫です。

写真:おっと、これは感じの悪いピースサインですね。いや、全然ピースじゃないです。

 

【コラム①】そもそも “ピースサイン”はどこから来たの?

ライダーのピースサインの起源についてインターネット上にいくつかの物語があります。“ye olden tymes”「むかしむかし」とお決まりのフレーズで始まります。

騎士たちがお互いの道を横切るとき、開いた手でバイザーを持ち上げる人がいたそうです彼らが非武装であることを示し、彼らは互いが信頼と善意のしるしとしてお互いの顔を見ることを許す。その伝統が現代のオートバイライダーに徐々に伝播していった、という説があります。これは「挨拶」より軍隊の敬礼が起源である可能性が高いと思われます。

もう一つ、現実的な説があります。第二次世界大戦後に軍隊の余剰バイクを購入した帰還隊員の急増から来ています。豊富なバイクと退役軍人の連帯は、アメリカのバイカー文化全体を生み出しました。当時のライダーたちは、道路上で手を振ってお互いを歓迎したいと熱望していました。特に戦友となればなおさらその気持ちは高まることでしょう。

多くの種類の挨拶があります。2本の指を地面に平行または下向きに指し示すなどいくつかのバリエーションがあります。

これについても多くの解釈があります。「V」はVツイン、「2」は「二輪」をキープするため、もしくは、あなたの手をハンドル操作の形に近づけたままの単なるピースサインとも言われています。

 

交差点で

あなたがどのように停止しているかによって異なります。 他のライダーを見たときに、あなたが信号で、手でクラッチを握っていれば、スロットルの方の手で挨拶するか、単に頭でうなずいてください。

一方、あなたがニュートラルで停止していて、ただ緑信号を待っている場合は、あなたは好きなように挨拶してください。もし彼らがあなたのすぐ隣に止まっているなら、話しかけることさえできます。

あなたの主な焦点は交差点であり、変化する信号、それを通過するすべての車であり、どんな瞬間にでも赤い信号になることを確認してください。

交差点はライダーにとって殺人地帯です。どうか気をつけてください。

 

トライクやカンナムに向かって

申し訳ありませんが、私は三車輪の車に手を振ることは格好悪いと感じていました。この私自身も挨拶を熱心にする方ではないことを認めますが、状況によってはスクーターでさえも、ピースサインをするでしょう。二輪は危険というスリルで繋がっているのではないかと思うからです。そこに危険を冒しているという二人の間の一種の連帯感が生まれていると認識しています。

しかし、トライクやカンナムには二輪と同じリスクはありません。そのせいか、三輪の車に手を振っても、どこか不自然に感じるのです。

 

【コラム②】謝罪

うわぁ…やってしまいました。本当にごめんなさい。この記事への反応は、私が予想したよりもはるかに大きかったです。

すべてのコメントとEメールを読んだ後、三輪に乗っている人の多くが障害者であるという事実に私の注意を向けてくれたことにとても感謝します。そして、多くのトライクやカンナム乗りは何十年もオートバイに乗っていたのでした…

私の読者がこのことを知らせるために時間を割いてくれたことに感謝します。人の感情を害することは意図していませんでした。

私自身退役軍人として、私は特にがっかりすることがあったのを思い出しました。一部の軍人は障害をもったベテランを軽視している事実。トライクやカンナム乗りに手を振らないことについても同じと言えるでしょう。敬意に欠ける発言であったことを認め、ここに謝罪申し上げます。

皆さんのご意見、そして問題の新しい視点を共有していただきありがとうございます。 私はここで得られた新たな視点を一生忘れません。

謹んで

アーロン・コルテス

 

まとめ

ピースサインは、アメリカであろうと日本であろうと、ライダーのつながりを示す素晴らしい文化といえます。またバイクに乗っている醍醐味とさえも感じるでしょう。この連帯感はライダーにしか味わえないものだからです。この素晴らしい体験は、何人とでもするべきです。余裕があるときには、ピースサインをしてみましょう。お互いに気持ちのいいツーリング日となりますから。


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小耳に挟んだんだが、ハーレー乗りがハーレー乗り以外にはピースサインを出さねぇってのは本当か?全く耳を疑うぜ。ハーレーというアイデンティティーには確かにパワーがある。だが、そこに差別や偏見がチラつくようじゃまだ本物の器とは言えねぇ。人間の良心と敬意を示し憧れの的になる。それが俺たちでなければならない。

– ハーレー仙人 –

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