
日本に多くの神社が点在しています。中でも交通安全をご祈願できる神社からさらに、『オートバイ』に特化された神社があります。神々の伝説が今もなお語り継がれる島根県に、その第一号がありました。
いったいどんなところにあるのでしょうか?一度は行ってみたい『オートバイ神社』情報をお届けします!
この記事でわかること
1. オートバイ神社一号!島根県浜田市へ行こう!
オートバイ神社の一号が島根県浜田市にあります。島根県といえば、出雲大社があり神々にまつわる伝説がいまもなお語り継がれている街です。
そんな神の街、島根県にオートバイ神社の一号があります。
1-1. 島根県浜田市 『オートバイ神社』の行き方
わかりやすい目標地点として『かなぎウェスタンラインディングパーク』を目指すとよいでしょう。
高速道路を利用する場合には、浜田自動車道路の『金城(かなぎ)PA』から降りると便利です。ただし、ETC搭載車両のみとなっているため、ETCがない車両で行く際には、『浜田インター』か『旭インター』でおりて、下道で向かいます。
(画像元:google map)
かなぎウェスタンライディングパークは、乗馬を楽しめる施設になっています。ここに到着すると、左側にまず大きな木造の建物がお出迎えしてくれます。
(画像元:google map)
そして、右側へいくと山へ登っていくみちがあります。この先にオートバイ神社があります。
2. オートバイ神社のお参りの仕方!
(画像元:google map )
オートバイ神社には、神道に基づいて正式に神様がお祭りされています。神聖な場所として、そしてライダーとして交通安全ご祈願をするさいのマナーはしっかり心得ていたいものです。
神社のお参りの仕方は次の通りです。
- ヘルメット、帽子を脱ぎます
- 二礼、二拍(パン!パン!)
- 心で自分の名前を伝え、ここまでの道のりまでのことを感謝します。
- そして、ご祈願をお伝えします
- 一礼
納車したバイクや、新しいライディングギアを手に入れたらオートバイ神社にお参りして、安全のご祈願をするのもよいでしょう。
なんとっても、ここのオートバイ神社は景色が最高です。パワースポットであり、写真スポットでもあります。バイクと記念の一枚を残して帰りましょう。
3. オートバイ神社のお楽しみグッズ!絵馬やおみくじ、お守りはどこで購入できる?
オートバイ神社をめざしてはるばるやってきたとしたら、なにか走った証がほしいですよね?一般の神社では、『御朱印』をいただくことで訪れた神社の履歴を残すことができます。
オートバイ神社には、ライダーを意識したオリジナルアイテムがあります。すべてのアイテムは、かなぎライディングパークの施設内にあります。
『絵馬』:オートバイ神社 島根県浜田市 版
オリジナルのイラストが描かれた絵馬やステッカーが用意されています。記念やおみやげにぜひ持ち帰りたいです。
<初穂料>
- 絵馬:500円
- ステッカー:200円
『おみくじ』:オートバイ神社 島根県浜田市 版
縁起のいい馬をモチーフに、おみくじが用意されています。ライダーをやっていると、雨だけでなく時に嵐にも遭遇します。おみくもいつも大吉とは限りません。もしも引いたおみくじの内容に納得がいかなければどうするべきか??大吉がでるまでひき続けましょう。ちゃんと初穂料も支払い貢献したかわりに、大吉をいただくことは不正にはなりません。
<初穂料>
- おみくじ:800円
『お守り』:オートバイ神社 島根県浜田市 版
蹄鉄をモチーフにしたお守りです。ライダー仲間へのおみやげや、自分のバイクに潜ませて交通安全とライディング時の無事を見守ってもらいましょう。
<初穂料>
- お守り:600円
4. ライダーの聖地 第一番!浜田市金城『オートバイ神社』の由来
(画像元:浜田市観光協会Facebook)
オートバイ神社では、オートバイに乗る人はもちろん、自転車や馬に乗る人もひとくくりで『ライダー』と呼んでいます。このライダーたちの交通安全と交流の場として、2014年10月7日に開かれました。
古来より、神様は『馬』に乗ってやってくるとの言い伝えがあり、馬は縁起のいい動物とされてきました。また馬は「人を踏まない」「突進しても決してぶつからない」と言われ、馬の足に使われる蹄鉄(ていてつ)は交通安全のお守りや、幸運をもたらすアイテムとしても知られています。
オートバイは、アイアンホース(鉄馬)とも呼ばれ馬とも関連が強い乗り物です。そこで、ライダーの無事と安全を見守り、幸運をもたらしてくれることを願い、第一番となるオートバイ神社が設立されました。
オートバイ神社のシンボルマーク
(画像元:google map )
縁起のよい馬とその馬にまたがるライダーが、日本海の美しい波に乗っています。チェーンが輪となりつながっています。
オートバイ神社を訪れたライダーの輪が広がり、また次の聖地へと繋がっていくことようにデザインされています。
5. 島根県オートバイ神社 周辺グルメ
かなぎウェスタンライディングパーク レストラン
(画像元:浜田市観光協会公式サイト はまナビ)
オートバイ神社に向かうまえに、見た建物はレストランになっています。天井の高い落ち着いた木造の空間でゆったりと食事を楽しむことができます。
【住所】:697-0303 島根県浜田市金城町久佐イ1390-8
【電話】:0855-42-2222
【定休日】 月曜日、第2第3火曜日 ※祝日は営業
【営業時間】11:00~14:00、17:00~21:00
お食事メニュー
カツカレー、オムライス、唐揚げ定食など定番メニューから、タンシチュー、煮込みハンバーグなどコトコト煮込んで作られたメニューもあります。
仲間とわいわい楽しむメニューとして、焼肉やしゃぶしゃぶも用意してもらえます。
しゃぶしゃぶは前日までに予約が必要となるため、利用のさいには事前に電話で確認しておくとよいでしょう。
(画像元:浜田市観光協会公式サイト はまナビ)
山で獲れた新鮮なイノシシ・山菜料理『陽気な狩人』:島根県浜田市
(画像元:浜田市観光協会)
その名の通り、陽気な狩人が営む料理店です。山でイノシシを狩り、山菜を採り、自然の恵みを提供しているお店です。
【住所】:697-1203 島根県浜田市弥栄町高内イ333-1
【電話】:090-1017-7807
【定休日】 毎週木曜日、第三水曜日
【営業時間】11:00 ~ 19:30
お食事メニュー
猪肉のさっと炒め、特製うどん、自家製どぶろくなど、ここでしか味わえないワイルドな食事を楽しむことができます。
(画像元:浜田市観光協会)
まとめ
ライダーのための『オートバイ神社』は一度はバイクで訪れたい場所です。高速道路のインターを降りてすぐの場所に位置しているため、比較的行きやすい立地といえます。
自分や仲間の納車ライド、ヘルメットやグローブなど新しいライディングギアを新調したときなど縁起かつぎで安全祈願をするのもよいでしょう。数少ないバイクの聖地、今後のツーリング目的地として設定してみはいかがでしょうか?
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