バイク用語辞典:モーターサイクル言語ライブラリー

バイク用語は、バイク乗りの共通言語です。『バイク』という言葉生まれたのは、1879年にイギリスのヘンリー・ジョン・ローソンが発明した自転車『ビシクレット(Bycyclette)』が語源になっていると言われています。

それから間もない1903年、自転車にエンジンを載せたハーレーダビッドソン1号がこの世に誕生します。

バイクの歴史はわずか100年ほどの歴史です。バイクに乗る仲間に頻繁に使用される共通言語をここに記録していきます。


この記事でわかること

【あ行】バイク辞典

 

【あ】

アーサー・ダビッドソン:

世界的モーターサイクルカンパニー『ハーレーダビッドソン』4人の創設者のうちの一人。もともと鋳型制作技士であった。4人の中でも外交的な性格で、全国的なディーラー網の整備に貢献した人物。

(画像元:Harley-Davidson Museum

 

アクセルグリップ:

ハンドルの右側に配備された、アクセルを操作するためのグリップ。主にゴム製。グリップには操作性を考量した模様が施される。

 

アンダーミラーカスタム:

一般的に、ハンドルバーよりも上に配置されるミラーをハンドルバーの下に配置するカスタムを指す。

ハーレーのミラーを下向きにしたい!アンダーミラーカスタム入門

【い】

インジェクション:

エンジン内で燃料を爆発させるには、吸気、圧縮、爆発、排気のサイクルが伴う。インジェクションはコンピューター制御でエンジンに送り込む燃料の分量を調整している。従来はキャブレターというパーツがエンジンが空気を吸い込む力を利用しガソリンを送り込む手法が主流であったが、環境意識の高まりにより高効率で無駄なく燃焼させるインジェクションが主流となった。

インジェクションの仕組み:

キャブレターとの大きな違いとして、インジェクションはガソリンを噴射する点にある。キャブレターはエンジンが空気を吸い込む力、吸入負圧を利用して霧状の燃料を空気と混ぜて送り込んでいた。

インジェクションはECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)と呼ばれるコンピューターが、適切な燃料噴射量、噴射時間、転化タイミングなどを決定する。

フューエルタンクに組み込まれたポンプから燃料を送り出し、フューエルチューブを通りスロットルボディーに蓄えられ、インジェクターから噴射される仕組みになっている。

ハーレーのタンクを交換したい!インジェクション車専用の社外タンク選び

インディアン:

1901年創業、アメリカ最古のモーターサイクルカンパニー。ハーレーとはライバル会社として長きにわたり競い合ってきた。42度Vツインエンジン、独特の外観が特徴。

(画像元:INDIAN MOTORCYCLE

【う】

ウィリアム・S・ハーレー:

世界的モーターサイクルカンパニー『ハーレーダビッドソン』4人の創設者のうちの一人。エンジンの設計を担当。4人のうち唯一ダビッドソン家ではないが、社名の最初に『ハーレー』の名が起用される。

(画像元:Harley-Davidson Museum

 

ウィリアム・A・ダビッドソン:

世界的モーターサイクルカンパニー『ハーレーダビッドソン』4人の創設者のうちの一人。勤めていたミルウォーキーロード鉄道の工具室長を辞し、弟たちとハーレーに合流する。社員からは『オールド・ビル』と呼ばれていた。

(画像元:Harley-Davidson Museum

 

ウォルター・ダビッドソン:

世界的モーターサイクルカンパニー『ハーレーダビッドソン』4人の創設者のうちの一人。初代社長として就任。1908年のニューヨーク耐久レースでレーサーとして優勝経歴もある。この優勝でハーレーを一躍有名にした人物。

(画像元:Harley-Davidson Museum

 

ウィリアム・H・ダビッドソン:

1942年から1971年までハーレーダビッドソンの社長を務める。創業者ウィエイアム・A・ダビッドソンの息子。孫は、ウィリー・G・ダビッドソン。

 

ウィリー(ウィリアム)・G・ダビッドソン:

ハーレーダビッドソン創業者ウィリアム・A・ダビッドソンの孫。モーターサイクルデザイナー。

バイク界の革命家ウィリー・G・ダビッドソン、特別功労賞を受賞する

【え】

エンジン:

バイクの心臓部にあたり、燃料が爆発することに駆動するモーター。エンジン内に組み込まれたギアからチェーンを通じてタイヤに駆動が伝わり、前進を可能にする。種類は多数あり、単気筒、二気筒、三気筒、四気筒、さらには八気筒の大きなエンジンを搭載したバイクも存在する。ピストンの数だけの違いだけでなく、カムシャフトの構造の違いによっても種類分けされることがある。OHVエンジン、DOHCエンジンなど。エンジンの冷却タイプによって油冷エンジン、水冷エンジン、空冷エンジンなどという呼び方もある。ハーレーは長らく空冷の二気筒Vツインエンジンを主軸としたバイクの生産を行ってきた。

 

エンジンマウント:

ボルトやナットでエンジンを固定する部分を指す。振動を和らげるめにラバーを介するものを『ラバーマウント』と呼び、エンジンを直にフレームに載せたものを『リジットマウント』と呼ぶ。

 

エンデューロ・レース:

スタートからゴールまでの決められた距離を走破した時間で競うレース。耐久レース。未舗装あるいは悪路などあらゆる地形や条件のコースを走る。

 

【お】

 

【か行】バイク辞典

 

【か】

カレン・ダビッドソン:

創業者ウィリアム・A・ダビッドソンのひ孫。ハーレーダビッドソン・アパレル部門を担当。

ハーレーアパレルはなぜ成功したのか?仕掛け人にインタビュー

 

【き】

キックスタート:

セルスターターが登場する前のエンジン始動の主流スタイル。エンジンに取り付けられたキックペダルを踏み、体の体重でエンジンを回しエンジンを始動させる。

 

 

【く】

グースネック:

ハーレーダビッドソンWLモデルのフレームの別名として呼ばれたフレームの名前。その形状が、グース(ガチョウ)の首に似ていることから。

 

【け】

警告灯:

マシンの不具合を検知したら、メーターパネルに表示されるランプ。車種によって表示される内容が異なることがある。オイルランプ警告灯は、オイルが減少していることを警告する。

知ってさえいれば怖くない!ハーレー警告灯の意味と原因まとめ

 

【こ】

 

【さ行】バイク辞典

 

【さ】

 

【し】

シート:

ライダーや、パッセンジャーが座するパーツ。ライダーの体に合わせて、中のスポンジを調整したり、機能やデザイン性を重視した交換も頻繁に行われる。

ハンドル位置が遠い場合など、シートを交換することで解決することがある。シートの種類は多数存在する。バイクのスタイルやテイストに合わせたシート選びができる。

ハーレーのシートカスタムをする前に!知っておきたいシートの種類

シートレール:

シャシーの一部。シートやテールランプなどが取り付けられるフレームを指す。

シャシー:

フレームとスイングアームの総称。サスペンションやホイールが加わると、ローリングシャシーと呼ばれる。オートバイの骨格となる。

 

【す】

スイングアーム:

リアホイールを支える、フレームのひとつ。リアサスペンションの一助を担う。タイヤを左右のフレームで支える『両持ち型』と片方のフレームのみで支える『片持ち型』がある。

 

スイングアームピポット:

スイングアームの一部を指し、スイングアーム前端部を支える部分。この部分を中心にスイングアームが上下するため負荷がかかりやすく強度が求められる部分。

 

スターターボタン:

エンジンを始動をするためのボタン。多くは右のアクセル側に配備される。電力でエンジンをまわすため、バッテリーに十分な電力があることが使用可能な条件となる。

 

ステアリングヘッドパイプ:

シャシーの一部。フロントフォークを装着するためのステムや、ステアリング機構を取り付けるための部分。ステムシャフトが通り、ハンドルが左右に動く。

 

 

スピードメーター:

速度を表示するメーター。スピードのコントロールや警察の取り締まりなど避けたい場合に頻繁に見る。

 

スプリンガーフォーク:

スプリング(バネ)で衝撃を吸収するタイプのフォーク。2006年を最後にスプリンガーフォークはラインナップから姿を消すことになった。スプリンガーフォークは1919年 W スポーツツインに採用され、以来進化を遂げながらハーレーのフロント部を支え続けた。

高年式ハーレーでもスプリンガーフォークにカスタムできますか?

 

【せ】

 

【そ】

 

 

 

【た行】バイク辞典

 

【た】

ダウンチューブ:

シャシーの一部で、ヘッドパイプとスイングアームピポットをつなぎ、エンジン下側を通るパイプ。形状により呼び方がことなり、『クレードルフレーム』『ダブルクレードルフレーム』『シングルクレードルフレーム』『セミダブルクレードル』などがある。

 

タコメーター:

エンジンの回転数を表示するメーター。シフトチェンジのタイミングの目安となる。ライダーに見えやすい場所に配置される。

 

立ちゴケ:

停車時、あるいは停車する前後や旋回時の低速時おいて発生する転倒を指す。疲労や眠気などにより集中力を欠いたときに起こりやすい。

ツーリング前に知っておきたい!バイク立ちゴケの原因と予防対策

 

ダートトラック・レース:

平坦な土(ダート)の楕円形コースを走るレース。レーサーはコーナーにさしかかると、バイクを滑らしながら高速でコーナーを曲がる。

(画像元:American Flat Track

【ち】

 

【つ】

 

【て】

 

【と】

ドラッグ・レース:

2台のバイクが同時にスタートし、ゴールまでの直線を走りきったタイムを競う。日本ではゼロヨンとも呼ばれる。

 

【な行】バイク辞典

 

【な】

 

【に】

 

【ぬ】

 

【ね】

 

【の】

 

 

【は行】バイク辞典

 

【は】

バー・アンド・シールド:

モーターサイクルカンパニー、ハーレー・ダビッドソンのロゴに使用されたモチーフ。バー(板)とシールド(盾)にはハーレーダビッドソン・モーターサイクルと記されている。1910年より起用。

(画像元:Harley-Davidson Museum

ハイビーム:

ライトを上向きに変え、夜など暗闇における視界を広げる。対向車がある時には、ローに切り替え相手ドライバーにも配慮する。バイクは、昼間でもハイビームをおすすめ。昼間における人間の目の瞳孔は開いた状態であり、対向車も夜ほどまぶしいとは感じない。ライダーの存在を示し安全を確保する手段の一つでもある。

 

バッテリー上がり:

長期間バイクを放置していたり、発電装置の不具合によりバッテリーに電力が不足している状態をいう。

バッテリー上がり!?と思った時の対処術

 

パパサン(883):

1957年、ハーレーダビッドソンスポーツスター排気量883ccエンジンを搭載したバイクを指す。日本のみの呼称となる。もともとキュービックインチで排気量を記していたが、883に関してはキュービックセンチメーター(立方センチ)が用いられた。国際レースに参戦するために表記を変える必要があった。

一方、スポーツスター1200は、業界一部の人間には『ママサン』と呼ばれる。

 

ハーレー・ダビッドソン:

1903年、ウィスコンシン州ミルウォーキーに設立された、世界的モーターサイクルカンパニー。世界でも広く知られ、映画や音楽をはじめバイクカルチャーにも大きな影響を与えた。熱狂的なファンが世界中に存在し、オートバイのアイコンとなるマシンを数々製造。

 

 

 

ハンドル:

バイクの舵取りを主としたバー。アクセルやブレーキレバー、クラッチレバー、各種操作スイッチが集約されている。デザイン性や操作性の向上を目的にあらゆるデザインが流通する。

失敗しないハーレーのハンドル交換5つのポイント!

 

 

 

【ひ】

ヒルクライム:

丘などの急斜面に向かい、頂上を目指して駆け上がる競技。平地から加速し、一気に急斜面を駆け上がるレースでは、オートバイのスイングアームを極端に長く伸ばしたチューニングを行う。

【ふ】

フューエルタンク:

走行に必要な燃料を蓄えるタンク。主に、シートとハンドルの間のタンクレールの上に設置される。一部、フレームとフューエルタンクが一体化した、ビューエルのようなモデルも存在する。

美しい!ハーレータンクの種類

 

ブレーキレバー:

主にハンドル右側に配備されフロントブレーキのコントロールを司るパーツ。立ちゴケなど、停車時の転倒においても破損する場合がある。

 

フレーム:

シャシーに同じ。車体の骨格や骨組みを指す。

 

フロントフェンダー:

フロントタイヤからの泥や飛び石を防御するためのパーツ。

 

フロントフォーク:

フロントタイヤから伝わる衝撃を和らげるクッションパーツ。バイクのルーツをたどれば最初は無いに等しくものであった。クラシカルなスタイルとして、バネで衝撃を吸収するスプリンガータイプが代表的である。

 

 

【へ】

ヘッドライト:

進行方向を照らすために、車体の前部に設置されたライトユニット。バイクは昼夜問わず点灯させる。

 

ヘッドライトバルブ:

ヘッドライトユニットの一部で、光源を担う。消耗パーツのため切れたら交換する。LEDバルブに代替することで、従来のものから飛躍的に寿命を伸ばした。

ハーレーヘッドライトバルブの交換!レンズの取り外し方 [IRON883]

ベルトドライブ:

一般的には金属製のチェーンでリアタイヤに駆動を伝えるが、ベルトドライブは『コグドベルと(歯付きベルト)』で駆動を伝える。メカノイズや衝撃を大幅に減少。チェーンのように切って詰めることはできない。ハーレーは全車種にベルトドライブ式を採用。初めて採用されたのは、1980年『FXBスタージス』。

ハーレーのドライブベルトの点検と調節方法

 

【ほ】

ホイール:

車輪。回転をタイヤに伝える。種類は複数あり、スポーク、キャスト、ディッシュなど時代やバイクのデザイン、求める機能に応じて選定される。

ハーレーホイール選びの答え

 

ボードトラック・レース:

木の板で作られたレーストラックでスピードを競うレース。楕円形でコーナーには急角度の斜面となっている。1910〜1930年にアメリカで盛んに行われた。


(画像元:Sport Rider

 

【ま行】バイク辞典

 

【ま】

 

【み】

ミラー:

後方を確認するために設置されたパーツ。ミラーでは見えない部分を死角とよび、その部分については目視で直接後方確認をする。視界性やデザイン性の向上のために、アフターパーツも多く存在する。

どれにする?!ハーレーのかっこいいカスタムミラー

 

【む】

 

【め】

メインチューブ:

シャシーの一部分で、タンクレールとも呼ばれる。エンジンの上を通るフレーム。

 

【も】

 

【や行】バイク辞典

 

【や】

 

【ゆ】

 

【よ】

 

【ら行】バイク辞典

 

【ら】

 

【り】

陸王:

1913年に日本に輸入されたハーレーダビッドソンが、1935年に国産化に成功し『陸王内燃機』と改名された。欧米との関係悪化にともない日本名に。一般公募であつまったものから選ばれたネーミング。

【る】

 

【れ】

レッドゾーン:

エンジンに負荷をかけすぎてしまう超高回転域を示し、タコメーター上では赤く着色されたゾーンをさす。

【ろ】

 

【わ行】バイク辞典

 

【わ】

 

【A】

AMA:アメリカン・モーターサイクリスト・アソシエーション

ライダーの権利擁護などの運動やレースなどを行う組織。1942年発足。

 

AMF:アメリカン・マシン・アンド・ファウンダリー・カンパニー

1900年創業のレクリエーション用具を販売する会社。1936年からボウリング関連事業で会社を飛躍させる。1969年にハーレーダビッドソンはAMFの傘下となる。1980年にハーレーダビッドソンの株を手放す。

 

【B】

 

【C】

 

【D】

 

【E】

 

【F】

 

【G】

 

【H】

 

【I】

 

【J】

 

【K】

 

【L】

 

【M】

 

【N】

 

【O】

 

【P】

 

【Q】

 

【R】

 

【S】

 

【T】

 

【U】

 

【V】

 

【W】

WLA:

ハーレーダビッドソン民間用オートバイWLに軍用規格を起用したモデル。1940年から生産される。AはアーミーArmy(軍)のA。少量生産だったであったが戦争の激化にともない需要が高まり戦時中に約90,000が製造された。アニメ『ルパン三世』に登場する峰不二子も愛用していた。

(画像元:Harley-Davidson Museum

『峰不二子』のハーレーダビッドソン遍歴

【X】

 

【Y】

 

【Z】

 

 


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