
例えばハンドルのポジション調整を行う時など、体にあったポジションを確保するには車体を起こした状態での作業が必要となります。ハーレーにはセンタースタンドがないため車体を垂直に起こした状態で作業を行うにはジャッキを使います。ジャッキを使う時のコツや注意点について動画もあわせてご覧ください!今回はブレークアウトを例にジャッキアップの手順を解説します。
この記事でわかること
1. バイクのジャッキアップ手順:ハーレー ブレイクアウト編
(画像元:Harley-Davidson Japan )
ハーレーダビッドソン、ブレイクアウトにジャッキをかけるには車体が安定する場所に設置する必要があります。安全にジャッキをかけるステップを一つずつ見ていきましょう!
ステップ1:車体を起こす
ジャッキを車体の下にあらかじめ配置した状態で車体を起こします。この時ハンドルは切らずにまっすぐな状態にしておきます。
ステップ2:ジャッキの位置はVの真下あたり
下に準備しておいたジャッキをエンジンのVの真ん中に位置する場所に設置します。ジャッキを上げる前には底面が適正な位置かどうか目視で確認してください。
ステップ3:ジャッキアップする
左手はハンドルを支えた状態で、右手でレバーを操作し車両を上げていきます。フロントが浮いたことを確認したら手を放してください。
ステップ4:安全性を確認する
車両を少し揺さぶって、倒れないかどうか安全性を確認してください。
2. バイクのジャッキダウン手順:ハーレー ブレイクアウト編
ステップ1:左手で車体を支える
左手でハンドルを握り、車体をしっかり持って支えます。
ステップ2:スタンドを出しておく
スタンドを出しておけば、万が一バランスを崩し左に倒れた時の保険になります。スタンドは先にしっかり出しておいてください。
ステップ3:ジャッキダウンする
下げていきます。下がり切ったのを確認したらジャッキを外します。
ステップ4:ゆっくり車体を下ろす
下がり切ったのを確認したら車体をゆっくり倒してください。万が一のことを考えて車両のハンドルを両手で持って、スタンドをしっかり倒れないようにすれば確実です。
3. バイクのジャッキアップ&ダウンの手順を動画で詳しく!:Harley-Davidson Softail Breakout編
まとめ
バイクジャッキを使う場合には、第一に安定性をしっかり確認してください。ジャッキをかけることによりメンテナンスの操作性を高めることができます。必要に応じてジャッキを活用してみてください。
旧車などの保管時にも、車体を垂直に保つことができるため保存用にも使えます。ジャッキの使い方を抑えることでバイクライフの幅も広がりそうです。
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どれだけ慣れたといっても、バイクは慎重に丁寧に扱うもんに違いはねぇ。親しきに仲にも礼儀ありってことだな。
– ハーレー仙人 –
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