ハーレーの正しい洗車方法と洗車の注意点を徹底解説

洗車は、バイク乗りの基礎中の基礎です。洗車をすることによって、バイクの異変に気付くことができます。何より、ピカピカのバイクに乗るのは気持ちがいいものです。とは言え、前回のツーリングから放ったらかしになっていませんか?今回はハーレーの正しい洗車方法を伝授します!

1. バイク乗りが洗車好きな理由とは?

「バイク整備が、まず一番最初に覚えるのが『洗車』ですよ。」

一流のバイク整備士であれば誰でも必ずこう言うでしょう。それだけ洗車が大事なのには理由があります。洗車を始めると、知らず知らずのうちに細かな汚れを見つけようとしているものです。タンクの手垢からホイールの隅に残った汚れ、フィンに飛び散った泥など車体の隅々まで全てをチェックしているはずです。

そうすると、細かな異変に気付くことができます。例えばタイヤの空気圧。「最近空気入れたばかりなんだけど…なんか減っている?」そう感じて所々見ていると、釘の食い込みによるパンクを発見するのも珍しい話ではありません。その他、エンジンオイルの漏れの発見もしやすくなります。

バイクはクルマと違い、無防備な状態で走行することになります。ちょっとした不具合で転倒の原因にもなるため、こうした細かな異変にいち早く気付く必要があります。

つまり洗車をすることは、安全に走るための事故防止でもあるのです。「洗車が好き」というより、危険を避けるために本能的に行う意味合いの方が大きいとも言えでしょう。

 

2. ハーレー洗車時の注意点について

雨の日の走行も想定されるので、当然防水加工が施されています。しかし、完全ではありません。洗車時に過度に濡らさない方がいいポイントを押さえておきましょう。

2-1. シート

ここをしっかり濡らしてしまうと、縫い目から水が入ることがあります。水が入ると中のスポンジが水をしっかり吸い込み、乾いたと思っても座った時に「ジワっ」と残り水が出てくることがあります。せっかくのツーリングであなただけお尻が濡れていると、とても恥ずかしい場面が予測されます。ご注意ください。

そこで、洗車時にはビニールシートをかけておくと良いです。

 

2-2. メーター類

モデルによってはタンクにメーターが付いているものがあります。メーターには水をかけないように注意しておきましょう。「雨の日に備えて防水してあるでしょ?」防水はされていますが、実は完全ではありません。ジャブジャブ水をかけることで、曇りの原因になることがあります。極力水かがかからないように洗車を行っていください。

 

2-3. ETCなど補機類

こちらもメーター類と同じく、雨の日に対応できるだけの防水機能は備えていますが、やはり大量の水で洗うことは避けた方が良いでしょう。汚れは湿った布などでふき取るようにしましょう。日焼けなどで失ったツヤを取り戻したい場合には、キレイに仕上げた後にシリコン系の専用溶剤で磨くと新品のように蘇ります。

 

2-4. エアクリーナー

このようにカスタムされ、エアクリーナーが向き出しになっているものは、ビニールで覆ってから洗車を行ってください。エンジンに水が入ることで不具合の原因になります。ただし、エアクリーナー本体は定期的に洗浄を行う必要があります。取り外し、目に詰まった汚れを落としましょう。

 

3. ハーレーのホイールの洗い方を詳しく

ホイールには泥汚れだけでなく、『ブレーキダスト』による汚れもあります。ブレーキパッドが回転するディスクを挟み摩擦で止まる仕組みになっています。擦れることによって細かな金属の塵が発生します。この金属粉を放っておくと錆びや腐食の原因となります。『ホイールクリーナー』を吹き付け、数分放置したのちに水で洗い落とします。

金属粉と化学反応を起こすと、このように紫色に変色していきます。

 

4. ハーレーのタンクの洗い方を詳しく

カーシャンプーなど中性洗剤で洗います。メーターが付いているタンクの場合には、濡らさないように注意しましょう。スポンジは使い分けることをオススメします。ボディーはボディー用を、タイヤはタイヤ用のスポンジを用意してください。タイヤ用のスポンジで洗うと砂利がスポンジに残っている場合があります。そのスポンジで洗うと当然キズをつけることになります。スポンジはわかりやすく『色分け』しておきましょう。洗い終わった後にしようするウエスも同じように使い分けましょう。

洗剤で洗った後は、水で流します。エアクリーナーが向き出しになっている場合には水がかからないようにビニールで保護をしておきましょう。

 

5. ハーレーのエンジンの洗い方を詳しく

エンジンもカーシャンプーなどの中性洗剤で洗います。ただし、次のことに注意が必要です。

5-1. エンジンが冷めている時に洗車すること

『エンジンが冷めていること』です。熱を持ったまま洗車することで、水分が素早く蒸発します。不純物が残っている状態で、蒸発することでエンジンにムラが浮き出ることがあります。

5-2. エンジンをあまり擦らないこと

汚れが気になりゴシゴシしすぎると表面の耐熱加工が剥がれる可能性があります。柔らかいブラシなど軽く泥などの汚れを落とすようにしましょう。

洗剤で洗い終わったら、水で流します。

 

6. ハーレーのタイヤの洗い方を詳しく

カーシャンプーなど中性洗剤で洗います。タイヤ用のスポンジを用意してください。砂利などが付着したままのスポンジで洗うと、砂利をボディーに擦りつけることになり思わぬキズになります。スポンジは色分けをして間違えないようにしましょう。

洗い終わった時に、ふき取る布も当然分けておきます。こちらも色分けしておくわかりやすいです。

 

7. ハーレーフォークの洗い方を詳しく

フォークも中性洗剤で洗って大丈夫です。砂利などで傷つかないようにボディー用のスポンジで洗いましょう。洗う前に、フォークオイルの滲み具合もチェックすると良いでしょう。

洗い終わったら、布で拭き取ります。

 

8. ハーレーの洗車をするタイミングは?

特に冬の高速道路を走った後は特にオススメします。凍結防止剤に塩化ナトリウムが道路に撒かれています。凍結防止剤が付着したままだとサビの原因になりますので、必ず洗い流しておきましょう。もし余裕があればホイールだけでなく、車体全体を洗浄しておくとなお良いです。

通勤に利用する場合などバイクに乗る頻度の高い方は週1のペースで洗車をするのも珍しくありません。あまり乗らない場合でも、ツーリング前とツーリング後の洗車を心がけたいところです。

 

9. ハーレーの洗車方法を動画でもっと詳しく

ここまで説明したものを、動画にまとめました。洗車の参考にしてみてください!

 

ハーレーの洗車は楽しいひと時!

洗車はバイクとの楽しいひと時でもあります。また愛車の状態を確認することで、事前に危険を回避し、安全に走ることが可能になります。何よりピカピカの状態で走ることは気持ちが良いですし、バイクにも自分にも信頼を置くことができます。

洗車がもたらすさらなるメリットとして、サビもなくマメにメンテンスが施されることで、手放す時の買取査定にもプラス要素になります。洗車は愛車と向き合ういい時間となるはずです。洗車は走る時とはまた一味違った喜びをもたらしてくれるでしょう。

 


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汚れ無きバイク乗りであるために、磨こうじゃねぇか。単車も己の魂もな。

– ハーレー仙人 –

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