ハーレーの査定ポイントを大公開!FLTRXロードグライド 2012年式

あなたのハーレーを少しでも高額で引き取ってもらうには、ちょっとしたポイントがあります。ハーレー査定のプロに『プロの視点』をこっそり教えてもらいました。

査定のプロはあなたのバイクをどのように評価しているのでしょうか!?

今回は、2012年式FLTRXロードグライドの査定現場を動画に収めてきました。

 

1. FLTRXロードグライド 2012年式 の査定ポイント

 

1-1. バイク査定の基礎

査定はまず、ネックにあるフレームの番号とエンジンに記載している番号の一致を確認することから始まります。載せ替えている場合など車両情報が不透明になってしまうと評価は下がってしまいます。

バイク査定の原則は減点方式です。基本的な考え方として、次のオーナーにとって不利益になるであろうポイントがすべてマイナス評価となります。

つまり、あなたが中古のハーレーを手にしようとした時、プラスとは思えないような要素をバイク屋さんが事前に見極め査定をします。

キズが入っていれば見栄えは悪くなりますし、たとえ見えないところでもそこからサビが発生することも考えられます。事故などでダメージを受けていればその他のパーツや車両全体への影響も考えられます。

走行距離と車両へのダメージ度合い、エンジンの調子、オイル漏れ、タイヤ減りなどの不具合や消耗箇所の確認、また車検対応のパーツも備わっているかも査定評価に大きく影響するポイントです。

 

1-2. 買取のプロはどこを見るのか?

まず、フレームとエンジンの番号が一致していることを確認します。次に、ハーレーの場合は車両の底から確認していきます。ただし、今回のロードグライドのようカウルパーツが多い時などは上から順に見ていきます。

さっそくスクリーンにキズがありました。こちらは減点対象となります。

次に確認が取れたのは、ステップのシミです。ゴム部にワックスが飛び散ったのかもしれません。金属部、プラスチック部であれば拭えますがゴム部に染み付いてしまうと取り除けなくなります。作業する際には注意が必要です。

そして、車高が低いアメリカンは、ステップより下側にキズがいく傾向にあります。そのためプロはここのチェックを入念に行います。立ちゴケや事故、走行中に受けたダメージをチェックします。その他、フレーム、ステップ、エンジン、マフラーにキズはないか、またオイル漏れがないかなど見ていきます。

この車両には、目立った立ちゴケや走行時のバンクによる擦りキズはありませんでしたが、左側のステップボード裏に擦りキズがありました。

タイヤに溝が残っていることも重要なポイントです。なぜなら、次のオーナーにも安全に、そして快適に乗ってもらう必要があります。

タイヤの劣化が進み交換が必要な場合には、その分だけ費用がかかることになります。つまり、売る時点でタイヤの寿命がきていればタイヤを交換しなければなりませんから、査定としては減点ポイントになります。

この車両はリアは十分にありましたが、フロントタイヤは残量が少なくヒビ割れもあり交換時期となっていました。

オプションパーツなども評価の対象になります。アクセサリーでは純正パーツにより統一感、また実用性のあるグリップヒーター、LEDライト、シーシーバーなどはプラスポイントになる可能性は大きいです。

今回はハンドル、シーシーバーのマウント、ウィンカーなどがカスタムパーツとなっていました。

ただし、ここで注意が必要なのは『車検に適合している』ことです。車検に通らないバイクは公道を走ることができません。次のオーナーに引き渡す時には公道を走れるようにパーツの仕入れ、組み替え、など追加費用が発生しますので、減点のポイントとなってしまいます。

もしウィンカーが白色バルブなど車検非対応であればNGです。警察の取り締まり対象となってしまいます。

その他、マフラーが車検非対応であれば減点対象となります。もし交換する際にはノーマルのマフラーも手元に保管しておくことをオススメします。

マフラーの減点対象となるのは、キズとサビです。特によくケースはこのように中がサビてしまうケースです。水がたまりそのままサビてしまうことがあります。

またハーレーのアルミパーツは注意が必要です。

凍結防止剤の塩分を放っておくと、アルミにサビが生じてしまうケースが多々あります。ホイールだけではなく、フロントフォークのアウターチューブにサビが発生しやすくなっています。

このように機能面で問題ないとしても、こうしたサビや、またレザーバッグなどへのカビ、その他パーツの破損など見栄えに関わる部分でマイナス評価になることがあります。

今回のサビは早期発見で補正ができたかもしれません。早めに手を加えることで減点を免れることができます。

 

2. ハーレー査定の現場を動画で見る

 

3. バイク査定額アップのヒント

高額買取をしてもらうコツとして、一番オススメできるのは、『マメなメンテナンスチェック』です。このロードグライドはに大きな外傷もありませんし、また丁寧に扱われたことも伺えます。

丁寧に扱うライダーだからこそ知ってもらいたいのは、知らぬ間の『磨きキズ』です。この車両にも多く磨きキズが確認されました。

「丁寧に扱っていたのに、キズをつけてしまっていた!?」となるのは実はよくある話です。線キズが入る前に、一度参考にしてみてください。

またデニムペイントも気をつけなければなりません。

その他大きなマイナスとなってしまうのが『サビ』です。サビが発生する原因として、湿気、そして凍結防止剤です。特に、アルミのホイールやフロントフォークのアウターチューブには注意が必要です。

またカバーのかけっぱなしで地面からの水蒸気がこもることでサビることもあります。晴れた日にはシートを外し乾燥させたり、洗車後にはしっかりと水気を飛ばすことも重要です。

乗ることが少なくとも、小まめなメンテンスを行えば、無理なく美しい状態を保つことができます。

乗れば乗るほど、磨耗や消耗が生じるのですが、バイクは本来走る目的に作られています。走らなければ逆に傷んでしまうこともあるので、バイクと楽しい時間を過ごし、手を加えてあげる。

ちょっとした意識を向けるだけであなたのバイクがイキイキとしてきます。

 

まとめ

相場は常に変わり続けるのでここでは価格公表をしていませんが、基本的な査定方法は変わりません。

高く買い取ってもらうために様々な業者に無料で査定依頼をかけられるようになっています。その一方で、バイク屋さんとの良好な関係作りも大切な部分になります。買取金額だけなく、査定をするバイク屋さんの真摯さも選ぶポイントにして良いでしょう。丁寧な対応で気持ちよく買い取ってくれるバイク屋さんであれば、次の購入バイクや修理やメンテナンスなどにも期待ができます。

売り手にとっても、買い手にとっても満足のいく取引を心がけたいところです。

楽しい時間を過ごすために手に入れたはずのバイクですが、出会いがあれば別れもあります。別れるまで小まめにメンテナンスをしてあげることで、バイクにとって華々しい門出になることは間違いないでしょう。

今乗っているバイクも、これから手に入れるバイクも大事に乗って、適切に保管する。これが高額査定評価のコツになります。

次なるバイクとの良い出会いがありますように!


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いつか、背負ってきた重荷を全部捨て去って走れる日がくるといいな。

– ハーレー仙人 –

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