ハーレーの充電電圧が上がらない、なぜでしょうか?

ハーレーに乗っていて、「充電電圧が上がらない」なんてことはありませんか?様々な要因から、可能性を探ってみたいと思います。

 


1. ハーレー電気系統の仕組みついて


(画像元:Harley-Davidson USA

基本的なシステムとして、車もバイクも発電と充電のサイクルで電気系統に必要な電力を供給する仕組みになっています。

クランクシャフトの回転と電磁石を利用して発電を行っています。ステーターコイルという部品がクランクシャフトの中にあり、内側に磁石をつけたフライホイールというパーツがセットされ回転することで電気が生まれる仕組みを取り入れています。この発電器を『ジェネレーター』と呼び、交流電気を生み出しています。

このジェネレーターで発電される電圧は不安定なので、レギュレーターで交流から直流12Vに変換されバッテリーに蓄電される仕組みになっています。

2000回転ほどあれば十分な充電電圧に達し、レギュレート、つまり電圧の整流・交換がされていきます。

 

2. ハーレーの充電電圧が上がらない理由があるとすれば?

充電がされていない原因を考える時、2パターンをまず考えます。電気が消費されていること、そして充電がされていない状況、この2つを想像することから始めてみます。

電気が多く消費されるとすれば、ライト関係があります。光っているということは電気のエネルギーを使って光っていることになります。バイクの電気は使われながらも、発電する仕組みになっているので継続的に電気系統が機能しています。もし充電機能に不具合があるとしたら何があるのでしょうか?

まず一つ考えられるのは、バッテリーのパワー不足です。バッテリーにも寿命があります。死んでいる場合には交換をします。充電がされないということであれば、もういくつか疑いの箇所があります。

 

3. 発電されない走行になっていないか?

それは低回転型のハーレー走行スタイルにあります。そもそも回転数を落としていれば、発電の仕組み上、十分な発電が行えていないことになります。シフトチェンジを行う際にも回転数を上げずに変速をしていれば充電電圧に達していないことも考えられます。アイドリングでも1000回転を切るような設定にしてあれば、「ドッドッド」となっている間は電力の消費しかしていない可能性も大いにありえます。

また日本はアメリカの広大な道路とは違い、信号機も多く停車する頻度が高いと言えます。直線道路が延々と続くアメリカの道や、高速道路での走行以外で回転数を上げて走行することが少なくなるほど充電の機会が少なくなります。

 

まとめ

すべてに当てはまる方程式はありませんが、原因は必ずあります。あらゆる可能性、思い当たる個所、すべてを確認しながら原因を追い詰めていきます。もしかしたら、配線に異常があるかもしれませんし、ジェネレーターの不具合かもしれません。バッテリー上がりかと思ったら、端子が緩んでいるだけだったということもあれば、バッテリー自体がごく稀な欠陥品だった、ということもあるほどです。地道ではありますがこの経験を誰よりも積み重ねているのがプロの技とも言えます。より多くの時間を過ごすことで見えてくるメカニックの奥深さがあります。


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つい忘れてしまいがちだが、ハーレーはアメリカ大陸での走行が基準になっている。国産のバイクはその意味で非常に優れているのは間違いない。それでもハーレーがいいと言えるのはなぜか?時に俺たちはレンチを握る時間よりも、哲学に耽ることも必要なのさ。だから、走る。

– ハーレー仙人 –

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