事故ったらどうする!?交通事故対応の手順を解説!

激しい衝突音、路面に散らばる部品、そして倒れたライダー。想像を絶する光景を目にした時、冷静でいられる人はほとんどいません。

目の前で事故が起きたことを想定して、交通事故の対応方法について紹介します。



1. 交通事故の現場に遭遇したときの対処法

激しい音とともに、路面に砕け散った車両の破片、痛みで苦しむ事故被害者。これが仲間や家族であればなおさらパニックに陥ってしまいます。

助けられるのは、あなただけです。まずは、そのあなたが冷静に状況を判断し、優先順位を決定し、ひとつずつ対応していかなければなりません。

そのため、まず行うことがあります。

 

交通事故に遭遇したときの対処①:『止まる』

 

仲間や家族が被害に遭った場合によくあるのが、いきなり走り出し二次災害に遭ってしまうことです。いきなり走り出さず、まずは止まって司会を広く確保しましょう。

 

交通事故に遭遇したときの対処②:『深呼吸』

 

パニックに陥ると、酸欠状態となり思考や判断が鈍ります。深呼吸を2回行い、脳にしっかりと酸素を送り込みます。気持ちを落ち着かせるよう努力をしてください。

 

交通事故に遭遇したときの対処③:『広く見る』

周囲の状況を判断するには、全体を見渡すことです。何が起きていて、まず何を優先すべきか。冷静に状況を観察し、判断していきます。

 

アメリカでスローガンになっているのは、『STOP』『THINK』『ACTION』の3ステップが一般的です。危険度も緊急性も高い、消防の現場で言われている『見て、聞いて、臭え!』の3つの標語でもわかるように、まずは状況を判断するところから対処がはじまります。

 

2. 冷静に安全に交通事故に対応するための全体の流れ10ステップ

交通事故を発見したら、次の流れに沿って対応します。

 

ステップ1: 交通事故現場を発見したら!?

減速しながら近づいていきます。

 

ステップ2: ウィンカー

ウィンカーを点滅させ、後続車に意思表示をします。

 

ステップ3: 後方確認

後続車の有無、後続車がいるとしたら、ポンピングブレーキなどで確実に停車をほのめかすサインをだしておかなければなりません。

 

ステップ4: 安全な路肩へ停車

二次災害をふせぐためにも、安全な場所に停車させます。

 

ステップ5: ハザードランプを点灯

遠くからでも、車両が止まっていることを意識させることで安全を確保します。このとき、発煙筒など後続車に事故を知らせる手段がなければ、バイクを代わりにすることがあります。事故発生現場から50メートルほど離れたところが目安とされています。

 

ステップ6: サイドスタンドをたてる

車両はいつでも動かせる状態にしておきましょう。倒したままバイクを離れることで、二次災害を招いたり、次の行動をおこすときに手間取ってしまうことがあります。

 

ステップ7: バイクを降りる

救助にあたるためには、おちついた行動をとるようにこころがけます。救助にあたる人間は急ぐ必要はありますが、焦りは禁物です。

 

ステップ8: 後続車に合図

本来は、発煙筒や停止表示器材を設置しますが、バイクに乗っている場合にはこれらを携行していないことがほとんどです。発煙筒や停止表示器材がない場合には、二次災害のリスクが高まります。

そのため、自分が乗っているバイクのハザードを点灯させ、停止表示にするなど工夫が必要になります。その際には事故発生現場から50メートルの距離はとるようにしましょう。

 

ステップ9: 周囲の安全確認

nameng / Pixabay

高速道路と一般道では条件がことなるため、それぞれに安全となる定義はことなります。高速道路であれば、できるだけ、ガードレールの外にでるようにすることで安全を確保することができます。

一般道では、直線、コーナー、交差点などそれぞれのシチュエーションに応じて安全の確保のしかたが異なります。

二次災害が起こる可能性について、危険予測を行い安全を確保しましょう。

 

ステップ10:  ケガ人であるとわかったら119番

もしもファーストエイドなど、応急手当に精通している場合であればすぐに手当をします。しかし、事故の現場を経験する人は多くないため、ケガ人を前にパニックになることが多くあります。

119番に電話をすることで、設備の整った病院へいち早く搬送できます。また、電話で応急処置のアドバイスをしてもらうことも可能です。

落ち着いて、救急隊員の指示にしたがって状況説明をし、応急手当にあたりましょう。意識、流血、呼吸の有無によって、それぞれ応急処置の方法もかわってきます。

 

3. 119番をしたときの、電話の流れ

119番に助けを求めるさいにも、冷静に対応する必要があります。事前に電話やりとりの内容をしっておくと、事故現場では円滑に救助を要請することができるでしょう。

 

119番:〇〇消防本部「救急ですか?消防ですか?」

あなた:「事故です、救急車をお願いします」

 

119番:「どうしましたか?」

あなた:「男性一名、意識不明、出血多量です」※ケガ人の状況を詳しく伝えます。

 

119番:「事故現場の場所は?」

あなた:「〇〇のビルがある、〇〇交差点です。」※目印となる建物、信号機下にある地名を伝えます。

 

119番:「あなたのお名前と電話番号は?」

あなた:「名前は〇〇、電話は080-xxxx-xxxxです。」※返信があるので、正確に伝えましょう。

 

119番:「それでは対処について説明します、よろしいですか?」

あなた:「はい、お願いします。」※正確に情報を伝え、救急隊員の指示に従います。

 

救急車がきたら誘導し、救急隊員が現場に到着したらケガ人の容体、経過を報告します。

 

 

4. 事故が起きた時に110番で警察に連絡をするメリット

事故の検証などは当然行いますが、なにより『交通整備』を行ってくれるため非常に助かります。もし救助にあたれる人間が複数いれば、一方は人命救助、一方は警察へ応援要請をするなど手分けして、事故の処理にあたります。

 

5. 事故を起こしたライダーのヘルメットの取り扱い

原則として、ヘルメットは外さないほうがよいとされています。その理由は、交通事故の場合目には見えない内部損傷を受けていることがあるからです。

特に首は、脊髄など神経系統司る重要な部分のため、事故を起こした場合には慎重になります。意識があったとしても、救急隊員がくるまで外さないほうがよいでしょう。訓練を積んだ救急隊員でさえも、二人がかりで慎重に取り外すようにしています。

 

6. 交通事故現場で出血がある場合には、感染予防が望ましい

出血がある場合には、止血を行います。ただし、セオリーとしてはケガ人の血液、体液に直接触れないようにしたいところです。救急隊員などプロフェッショナルはみな、ラテックスの手袋を着用して手当にあたります。

もし手袋がない場合は、ビニール袋でも構いません。

ガソリンの携行缶や、パンク修理キットを持ち運ぶ人は多くいても、ファーストエイドキットを常備している人はまだまだ少ない傾向にあります。

ゴム手袋は、整備用としても活躍することがあるので、非常時用にも備えておきたいアイテムと言えます。

アメリカなど欧米においては、各自がファーストエイドキットを常備している風習があり、事故の現場に遭遇した場合にはこのファーストエイドキット片手に人命救助にあたっています。

まとめ

事故を発見し、救助にあたる人間はまず二次災害を回避するために、安全を確保します。目の前に横たわるケガ人を前に、パニックにならないほうが難しいと言えますが、だからこそ冷静に対応する必要があります。

『STOP、THINK、ACTION』まず止まって、深呼吸し、よく見ることです。

冷静に対処していけば、確実な救助にあたることができます。重大なケガをしていればなおさら、安全の確保が重要となります。万が一、二次災害が発生した場合には救助にあたった人間の命も危険にさらされてしまいます。

安全な場所で応急処置を行い人命救助にあたりましょう。


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誰も事故りたいとは思わねぇが、ライダーとして最悪の自体に備えておく必要はあるぜ。

– ハーレー仙人 –

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